こんにちは!のんびり夫婦です。
今回はトイレトレーニング(以下:トイトレ)の進め方についてご紹介したいと思います。
トイトレって始める時期、進め方、そして特にいつまでに終わらせたらいいのかで悩みますよね。
私はトイトレについてネットでやたら検索したり、お友達の様子を伺ったりして、ウチも同じようにしなきゃと思った時期もありました。
お友達がトイトレ始めたからウチも始めた方がいいのかな?
でもまだ無理そうだな・・・どうしよう。
でも小さいうちは発達にバラツキがある事、それぞれ環境も違うので同じようにはできないのです。
あくまでもネットやお友達の情報は参考程度に留めておくのがいいでしょう。
ではどのようにトイトレを進めたらいいのか・・?
ご家庭によって考え方は様々かと思いますが、我が家では子供も親も無理のないトイトレを目指しました。
ポイントは3つです!!
①周囲と比較しない→我が子の成長を見守りながら焦らず!!
②短期間で結果を求めない→焦りは子にとっても親にとってもストレスになるので気長に!!
③子供のやる気を最大限に引き出す→とにかく褒めて!!
この3つのポイントを軸に我が家流のトイトレをご紹介していきます。
- これからトイトレを始める方
- トイトレに行き詰まっている方
トイトレに大事な3つのポイント
トイトレを進める中で意識していた3つのポイントをご紹介します。
子供も親も無理なくトイトレを進めるための心構え的な感じです。
- 周囲と比較しない
- 短期間で結果を求めない
- 子供のやる気を最大限に引き出す
それぞれのポイントについて解説していきます。
1. 周囲と比較しない
発達にバラツキがある時期ですので、周囲と比較してトイトレの進行状況等悩む必要はありません。
我が家では、発達ゆっくりさんの長男ゆたまる君は3歳を過ぎてからトイトレをスタートしました。
周囲ではもっとずっと早くから始めていましたが、意思疎通がちゃんとできるようになってから始める事にしました。
ボクは3歳から始めて5歳でオムツ卒業したよ!
ボクは2歳から始めて、3歳の今は寝る時以外はお兄ちゃんパンツだよ!
一方で次男こちゃまる君は2歳頃からオムツにオシッコが出たことを教えてくれてたので、そこからのんびりスタートし、3歳になった今は寝る時だけオムツです。
2人とも発達状況に差があるので、始める時期も終わる時期もバラバラです。
このように、我が子の発達にあわせてトイトレを進めるのがいいと思います。
でも、、、そうは言ってもゆたまる君の時は少しだけ不安になりました。
やっぱりどうしても周囲と比較してしまったのです。
そんな時は、夜だけはまだオムツ履いてる子もいるかも?まだ漏らす事があるかも?等と勝手に想像して、勝手に安心してました(笑)
また、ゆたまる君はオムツ卒業はしてなくても、歌の上手さは誰にも負けない!と、ゆたまる君が得意な事に着目し、気持ちを切り替えたりもしていました。
もしどうしても周囲と比較して落ち込んだり焦ったりした時は、お子様のできる事に注目してみて下さいね!
2. 短期間で結果を求めない
短期間で結果を求めようと焦ると子供がトイレを失敗した時、イライラしてしまいます。
トイトレは失敗した時にも優しくフォローできる親の心の余裕も大事です。
我が家ではトイレでオシッコが成功してからも、最初のうちは無理してパンツでなく、オムツのままトイトレを続けていました。
最初にパンツが濡れると気持ち悪いという感触を覚えた方がいい
と聞いたことがあるのですが?
そういう考え方もあると思います。実際に効果があるのかもしれません。
でも何回もパンツで漏らされたら正直辛いなと思ったので、うちはそうしませんでした。
でも子供が自らパンツを履きたいと言った時は子供の気持ちを尊重し、短時間だけパンツを履かせてみたりしました!
3. 子供のやる気を最大限引き出す
トイトレはなんと言っても子供のやる気がない事には進みません。
親の気合いだけではどうにもならないので、いかに子供のやる気を起こさせるかがポイントです。
それには子供を乗せる言葉、前向きな言葉、そしてとにかく褒める!!事が重要です。
褒めて伸ばすのが子供にとっても親にとっても、一番いい方法だと私は思っています。
これはトイトレに限った話ではなく、我が家では自己肯定感を高める育児を意識しています。
自己肯定感について過去記事はこちら
トイトレの進め方
我が家のトイトレの進め方について、大きく4つのSTEPに分けて具体的にご紹介していきます。
トイトレをこれから始める方、トイトレに行き詰っている方の参考になれば幸いです。
〜STEP1〜
トイトレの導入編です。トイトレは意思疎通ができれば始めてもいいと思います。
オムツにオシッコが出た事を教えてくれるようになってからでもいいですし、その前でもいいと思います。
始めてみて手応えがなければ、また間を置いてからチャレンジしてみて下さい。
無理強いはせず、親も子も気楽に始めるのが良いでしょう。
1.トイレの絵本や動画
まずはトイレに興味を持ってもらえるよう、トイレの絵本や動画を見せてみました。
うちで買ったのは、「おむつはずしの絵本おとこのこトイレ」です。
少し仕掛けがあり、便座を上げたり、トイレットペーパーを引っ張るような動きができます。
これで少し興味を持ってくれたみたいで、更にしまじろうのトイレ動画で心をつかみました。
これで第一関門クリアです!
2.子供を乗せる言葉 ”もうお兄ちゃんだね”(お姉さんだね)
トイレに興味を持ったところで、次はトイレに行けるよう促します。
「もうお兄ちゃんだからトイレ行ってみる〜?」「お兄ちゃんがトイレ行くとこ見てみたいな」と声がけをします。
子供は”お兄ちゃん”という言葉がとても嬉しいみたいです!
3.見本を見せる
兄姉がいれば見本を見せてもらうと同時に、兄姉たちを沢山褒めます。
「お兄ちゃん、トイレでオシッコできてカッコイイよね〜」「すごいねー!」と言うと
自分の事も褒めて欲しくて行動に移す事ができます。この作戦は有効的でした!
上に兄姉がいない場合は、親がその役割をやります。
長男ゆたまる君の時は「ママ、トイレでオシッコしてこよう!」とか「パパ、トイレ行けてエラかったね」等とアピールしました。
〜STEP2〜
トイトレの本格スタート編です。
トイレに興味を持ち、トイレに行ってみたくなったらいよいよスタートです。
と言っても、いきなりパンツでなくオムツを履きながらのトイトレです。
1.定期的にトイレに誘う
ある程度時間を決めて定期的にトイレに誘います。
我が家では朝起きた時、出かける前、お風呂に入る前、寝る前等、生活のリズムに合わせて声がけをしました。
声がけを忘れる事もしばしばありましたが・・・少しくらい問題ありません(笑)
便座に座れなくても、最初はトイレに入れればOKです!
トイレに行く習慣をつける事が大事です。
我が家ではやってませんでしたが、トイレに行けたらシールを貼れる等ご褒美があってもいいと思います。
ここで無理強いはしないようにしましょう。
2.便座に座ってみよう
便座に座れたら万々歳!!第二関門クリアです!
まずは座れたらオシッコが出なくても沢山褒めてあげて下さい。
でも、一度座れても次は座れないという事もあります。
「次は座れたらいいね〜」や「座れたらもっとカッコイイ」とやる気を無くさせない事が重要です。
3.トイレの成功
トイレで1回でもオシッコやウンチができたら、トイトレもそろそろ折り返し地点!
この時、大袈裟な位褒めて下さい。我が家の子供たちはこの時2人ともすごいドヤ顔で
「またトイレでオシッコする〜!」と意気込んでいました。
ここから一気にトイトレが進む子もいれば、まだゆっくりの子もいると思います。
この前はトイレでオシッコ成功したのに、どうして次はなかなかできないの?とヤキモキせず
1回できたなら、きっとまたそのうちできると信じ、また日々トイレに誘ってみて下さいね。
4.失敗しても前向きな声がけ
トイレでの成功が増えてきても、トイレに行かずオムツにオシッコしてしまう事もあると思います。
前日はすごくやる気だったのに、次の日はもうトイレ行きたくないと言う時もあります。
でも無理強いはせず「いつも頑張っているし次はトイレでオシッコできるんじゃない」とフォローし、また定期的にトイレに誘います。
我が家では、オムツにオシッコしちゃう回数が多いうちは無理にパンツにせずオムツを続けました。
これが心の余裕に繋がりました。やはりパンツで何回も漏らされると辛いですからね。
〜STEP3〜
トイトレのパンツ導入編です。ここまで、ずっとオムツでしたがいよいよパンツの出番です!
「もうトイレでオシッコできるようになってきたから、お兄ちゃんパンツにしようか〜」と
パンツを履く事で更にお兄ちゃんだよとアピールします。
すると「ボク、お兄ちゃんパンツ履く!」と、やる気を見せてくれます!
1.パンツを短時間だけ履かせてみる
パンツは短時間から始めます。急に長時間は履かせません。
短時間パンツで過ごす事で「パンツでもオシッコ漏れなかった!」と成功体験ができます。
成功体験はとても重要で、子供の自信に繋がります!
「ボクはパンツでも大丈夫だ!」と思う事で、次も頑張ろうと気合が入ります。
また、これは親にとってもいい方法となります。
パンツを履かせている時に親は「漏らしたらどうしよう・・・」とハラハラ。
その結果何回も子供をしつこくトイレに誘い、子供のやる気を削ぐことになりかねません。
それを防ぐためにも短時間から始めて様子をみてみましょう。
親も子も無理ないところから気長に進めてみて下さい。
2.好きなキャラクターのパンツを用意する
パンツを履く事を嫌がる日もあります。我が家では度々こういう事がありました。
こんな日はまずは好きなキャラクターのパンツを勧めてみて下さい。
それでも全く気乗りしない場合は洋服もパンツと同じキャラクターにする等して
「パンツと洋服同じでカッコイイね〜」と何かとセットにする作戦も有効です。
それでもダメな場合は諦めます!!
また自分でパンツを履きたくなるタイミングがきます。でもオムツでもトイレには誘います。
トイレに行く事も嫌がる日があるかもしれませんが、無理強いしたり怒ったりもせず
「どうして行きたくないのか」尋ねたり、「次はトイレ行けるといいね」等と声がけしてみて下さい。
うちの子達は2人とも理由を尋ねても返事はありませんでした。
理由はなくても行きたくない事もあるみたいです。
きっと気分が乗る日や乗らない日もあるんじゃないでしょうか。
3.パンツの時間を増やしていく
短時間のパンツで成果が出てきたら、パンツの時間を増やしていきます。
30分追加、1時間追加と段々にパンツの時間を増やします。
次男こちゃまる君は最近までこの段階にいて、朝起きてパンツを履き、そのまま午前中はパンツで過ごし、お昼寝前にオムツに交換。
そしてお昼寝から起きて再びパンツにし、夜寝る時にオムツというスケジュールで過ごしました。
〜STEP4〜
いよいよトイトレの卒業編です。
寝ている時もパンツに挑戦!!まずはお昼寝から、そして最後に夜寝る時もパンツにします。
1.お昼寝中もパンツに挑戦
トイレの間隔が長くなってきたら、お昼寝中もパンツに挑戦してもいい時期です。
寝ている間の尿意をコントロールするのは難しいと思いますが、1〜2時間のお昼寝であれば寝る前にトイレでオシッコすれば、漏れる確率は低いと思います。
でも最初のうちは漏れるんじゃないかと心配ですよね・・・。
我が家では気休め程度ですが、おねしょパンツ、バスタオル等を用意しました。
ウチではこれを使いました。
おねしょパンツは履いておくと少し安心ですが、冬場だと乾きにくいのがデメリットになります。
失敗されるとすごく困る時(雨の日等)はオムツでもいいか!という位の気持ちでいるといいです。
毎日でなくても、自分の気持ちに余裕がある日だけ、時間に余裕のある時だけ等、何が何でもパンツにする必要はないと思います。
焦らずに進めて下さい。
次はいよいよ夜寝てる時もパンツに挑戦だね!
そうだね、あともう少しだ!頑張ろー!
2.夜寝る時もパンツに挑戦
いよいよ最終関門!これは勇気が要ります(笑)
タイミングとしては朝起きてもオムツにオシッコしていない日がしばらく続けば挑戦してみてもいいと思います。
漏れたら嫌だなと思うと中々挑戦できないのですが、絶対漏らすもんだと思って出来るだけ準備はしておくといいです。
- シーツの予備
- 除菌剤や消臭剤
- 時間の確保・・・時間がない時は漏れてしまった時の対処がかなり大変
上記は一例ですが、時間の確保は絶対です!!
時間がないと焦ってイライラしてしまい、漏らした事にブツクサ文句を言ってしまったりします。
まずは休日を狙って練習するのがいいでしょう。
そこで漏らさなくなってきたら平日にチャレンジしてみる等、段階的に夜のパンツの回数を増やすのがお勧めです。
夜寝る時パンツでしばらくオシッコが漏れていなければトイトレ終了です!
その後もたまに漏らしてしまう事もあるかもしれませんが、ずっと続くことはあまりないと思います。
もし何日も続く場合は思いきって再度オムツに戻すという決断もありだと思います。
また、そういう時は寝る前の水分補給量の見直しもしてみて下さいね。
まとめ
以下3つのポイントを意識したトイトレをご紹介しました。
- 周囲と比較しない
- 短期間で結果を求めない
- 子供のやる気を最大限に引き出す
焦って早く終わらそうとすると気持ちの余裕がなくなってしまい、親も子も辛いです。
怒るよりも褒めてあげたい・・・!失敗はするもの、成功できたらエライ!と考え
どんどん本人をやる気にさせる言葉をかけてあげて下さい。
褒められると子供は伸びます!!褒めた時の子供のドヤ顔大好きです(笑)
それでもやっぱり時にはイラッとして怒ってしまう事もあります。
あ〜、怒ってしまったと後で反省しますが、少しくらいは仕方ない!と開き直る事も大事。
そしてその後の子供へのフォローは忘れずに!「次はきっと成功するよ、自信持って!」と。
なるべく心に余裕を持てるトイトレをしたいですね。
次男こちゃまる君、最終段階にいよいよ突入ですが無理せずのんびり進めたいと思います。
一緒に工夫しながら頑張っていきましょう!
コメント