こんにちは!のんびり夫婦です。
初めての子育ては戸惑う事も多々あり、毎日悩みながらなんとか1日1日を過ごしている方が多いのではないかと思います。
私が悩んだのは「夜寝ない事」と「抱き癖」でした。
赤ちゃんが泣く度に抱っこしてると抱き癖がつくからよくないと聞きました。
でも「抱き癖」っていったい何?本当なの?
抱っこしたら泣き止むし、やっぱり抱っこを求めているんじゃないかな?
でもずっと抱っこはキツイ。何でこんなに泣くんだろう、、、
そんな事を当時は考えていました。
そんな時に祖母から「 0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス 」という本をプレゼントされました。
この本は子育てで大事な事が漫画で分かりやすく説明されています。
「抱き癖」は間違った考え方である事、赤ちゃんが泣くのには理由があり、また抱っこがとても赤ちゃんにとって心地が良いものである事が書いてありました。
それは子供が幸せに育つために一番大事な事は「自己肯定感」という考えからです。
その事を知れて、自分の考えは間違っていない、赤ちゃんの気持ちに寄り添った育児をしようと心がけました。
「夜寝ない事」はすごく辛かったのですが、抱っこしていれば寝てくれたので、「暗いのが怖いのかな?」「一人で寝るのは寂しいのかな?」等赤ちゃんの気持ちを想像する事で、自分の気持ちが少し楽になりました。
私たちはこの本が子育ての参考になったので、今回はこの記事で 「 0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス 」 の、自己肯定感と0歳子育てに焦点を当てて紹介したいと思います。
- 0歳児育児中の方
- 赤ちゃんとの接し方に悩んでいる方
- 自己肯定感を高める育児に興味のある方
自己肯定感とは
著書では自己肯定感とは下記3つが感じられる事と記載されています。
①自分は大切な存在だ
②生きている価値がある
③必要とされている
引用元:0~3歳のこれで安心 子育てハッピーアドバイス
これらが満たされている子供は自分の人生を前向きに生きていけます。
例えば赤ちゃんは、抱っこされたり、一緒に笑ったりする事で、大切にされていると感じる事ができます。
自己肯定感とは子育てをする上で大事な要素となります。
子育てにおける自己肯定感の効果
自己肯定感が育つ事で自分に自信が持て、その気持ちを土台にして「しつけ」「生活習慣」 「勉強」が身についていきます。
自信をつけた子供は、下記の様な生活習慣を積極的に取り組めます。
- トイレができる
- 着替えをする
- ご飯を自分で食べる
- お片づけをする
- 順番を待つ
そして、自己肯定感と生活習慣をある程度身に着けた子供は次第に好奇心が旺盛になってきます。
この土台がある事で勉強に繋がります。
自己肯定感の土台がしっかりしていると、子供は自信を持って生活習慣や勉強を取り組み、身に着ける事ができます。
0歳児の自己肯定感の高め方
抱っこ、スキンシップをする
スキンシップは赤ちゃんにとって最も大切です。
抱っこしたり笑顔で話しかける事で、赤ちゃんは自分が大切にされていると感じる事ができます。
でも、抱っこばかりしていたら「抱き癖」がついて良くないんじゃない?
抱っこはとても大変ですよね。
でも、「抱き癖」は悪い事ではありません。
抱っこは赤ちゃんにとって安心感を与える大切な行為です。
赤ちゃんが泣いている時は、生理的な欲求が満たされない時だけではなく、「不安な気持ち」「寂しい気持ち」を表現している事もあります。
抱っこしてあげる事で赤ちゃんに安心感を与えられます。
その結果、赤ちゃんは自分が大切にされていると感じる事ができます。
赤ちゃんの気持ちを代弁する
次に大切な事は赤ちゃんの気持ちを酌んで話かけてあげる事だと著書に記載されています。
話しかけてあげる事で、赤ちゃんは少しずつ気持ちを表現する言葉を覚えます。
例えば、「寂しかったんだね~」「お腹すいたんだね~」などと日常的に話しかけてあげます。
赤ちゃんには積極的に話しかけてあげましょう。
当時、私はオムツ替えを流れ作業で無言でやってしまうこともありました。でも、気持ちに余裕がある時はなるべく意識して「気持ち悪かったね~」「今替えるね~」と声をかけるようにしました。
赤ちゃんのサインに気付く
赤ちゃんの気持ちは「泣く」という形で表れます。
最初は赤ちゃんが泣いている理由が分からなくて悩んでいる人もいると思います。
赤ちゃんが泣いている理由は主に下記のような事が考えられます。
- オムツが濡れている(汚れている)
- お腹がすいている
- 眠い体の不調(お腹が痛い等)
- 寂しい
- 不安
- 怖い
- 退屈
生理的な欲求は比較的分かりやすいので一つずつ確認・対応していきましょう。
精神的な欲求については、赤ちゃんに寄り添い、話しかけたり、抱っこしたりして安心させてあげましょう。
赤ちゃんの気持ちに応じて安心を与える事で「自分は大切にされている」と感じる事ができ、「自己肯定感」が育まれます。
子育て中の親の自己肯定感
親の自己肯定感の低さについても著書では言及しています。
自分を否定しながら、子供だけ肯定する子育ては難しいです。
そのため、親の「自己肯定感」を育てる事も大事です。
親の自己肯定感を育むポイントは以下です。
- 他人との境界線を引く
- 自分を褒めてくれる人を周囲に持つ
- 自分で自分を褒めるレッスン
一つずつ解説します。
他人との境界線を引く
周囲の人との境界線を引くという方法があります。
子育てをしていると色々な事を言ってくる人がいます。
その人は良かれと思ってアドバイスをしているつもりでも、絶対に正しいとは限りません。
あなたもこうするといいわよ
うんうん。そうなんですね~
(これはウチの場合は当てはまらないな)
例えば、「そんなに甘やかしてたらダメなんじゃない?」「もっと強く叱った方が良い」等、自分の意見を押し付けてくる人もいます。
アドバイスをくれた人はそれで子育てが上手くいったとしても、自分も同じやり方で上手くいくとは限りません。
良い意味で聞き流し、共感できない部分は従う必要はなく、最終的には自分で判断をしましょう。
自分を褒めてくれる人を周囲に持つ
自分の事を認めて褒めてくれる人がいると自信に繋がります。
そういう存在が家族にいれば良いですが、なかなか認めて貰えない場合も少なくありません。
その場合は、ママ友、昔からの友人でも良いです。
誰もいない場合は、保育園の先生や、子育て支援センターの相談員でも良いです。
周囲に必ず1人は自分を認めてくれる人がいるはずです。
そういう人をまず見つけ、何でも相談できるようにする事が大事です。
「ありがとう」「お疲れ様」「いつも頑張っているね」と言ってもらえるだけでも、自分のしている事を認められているんだと思いました。
自分で自分を褒めるレッスン
自分のダメな所ではなく、良いところに注目してみて下さい。
ついダメな所に目がいきがちですが、全部完璧にできる人なんていません。
また、親も子育て1年生から始まります。分からない事があって当然です。
子育て1年生なのに良くこれだけ頑張っていると自分を褒めてあげましょう。
他の親と比較し、自信を無くしてしまう人もいるかもしれませんが、他の親と比較する必要はありません。
もし比較をするなら他人ではなく以前の自分と比較し、親として成長した部分をしっかり認めてあげましょう。
まとめ
0歳児の自己肯定感を高める方法は以下の通りでした。
- 抱っこ、スキンシップをする
- 赤ちゃんの気持ちを代弁する
- 赤ちゃんのサインに気付く
このようにあまり意識せず日常でやっている事がほとんどだと思います。
赤ちゃんのサインを感じ、受け止める事で「自分は大切な存在なんだ」と自己肯定感を育てる事になります。
こうして自己肯定感が育つと、次第に子供は自信が持てるようになり、今後の生活習慣を身に着ける事や勉強に積極的に取り組めるようになります。
子育てをする上で日常的な事だけど、これが自己肯定感に繋がるんだね。
赤ちゃんにたっぷり甘えさせてあげる事がポイントだね。
そうだね。
こうして自己肯定感を育んできたからか我が家の子供たちは自信を持ってるよね。
例えばトイレが成功した時はどや顔で「エライ~?」「すごい~?」と言って、次の頑張りに繋げてるよね!
また、子育てでは子供の自己肯定感だけでなく、親の自己肯定感も大事です。(0歳児を育てている時は特に)
自分を認めながら子育てができると少しだけでも気持ちが楽になると思います。
親の自己肯定感を高める方法は以下の通りでした。
- 他人との境界線を引く
- 自分を褒めてくれる人を周囲に持つ
- 自分で自分を褒めるレッスン
自分の事も大切にしながら子育てができると良いですね。
ここまで下記著書の内容を0歳児の子育てを中心にご紹介してきました。
この本はマンガが多くとても読みやすい内容になっています。
ちょっとした息抜きの時間に読めます。
タイトルの通り、0~3歳(それ以上の年齢にも)に通用して長く参考にできる本になります。
子育てに参考になれば幸いです。
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